日々、能天気に生きている魔女ですが、時として自己離脱感に襲われることがあります。
今ここにいる私は本物なのか。
それとも誰かの思考によって作られた虚構の存在ではないのか?
大体そのようなことを考え始める時は、自分自身に何かが足りないか、
逆に余計なものが混ざり込んでいる時のような気がします。
夢中になって生きている時間には、そんなことを考える暇もない。
中学の時に学習塾の英語の先生に聞かれた言葉
「君たちは、生きるために食べているのか?」
「それとも、食べるために生きているのか?」
私にとってその一言は、人生においてかなりのウェイトを占めることとなりました。
私のように甘っちょろい人間はついつい逃げに入ってしまうことが多いものです。
そして、食べるという人間の3大欲求を満たすだけのために生きてしまっている気がする時があります。
別にその生き方が悪いということではないのかもしれないけれど、
私にとって生きる術を模索しながら日々を暮らしている人間にとって、
その問題は得てして避けられないのです。
「To be or not to be it is the question.」
有名なシェイクスピアの作品の一節に出てくる言葉ですが、
シンプルかつとても人間の本質を言い表していると、
思うのは、私だけでしょうか?