2021年2月24日(水)晴 Kunamoto
私は、綺麗好きというわけではない。ただ、汚いのが嫌いなだけなのだ。だから仕方なく片付けたり掃除をしたりする。
過去、私がまだ高校生の頃までの私の部屋は足の踏み場がないほどに散らかっていたし、当時慢性鼻炎の症状があったために万年床になっていた私の枕の上方はティッシュのお花畑になっていた。今になって考えてみるとどうやったらあそこまで散らかすことができるのか、かなり謎である。そんな散らかしっぱなしの私の部屋を知る当時の友人が私にこう言ったことがあった「美奈子ちゃんは、汚いのが好きなんだよね」。
んー、違うんだよな。そう頭の中で言葉が浮かんだが口にはしなかった。彼女の部屋や家中が綺麗に整頓されており、さらには家族として機能していることを子供ながらによく分かっていたからかもしれない。当時の我が家は荒れていた。家族4人誰もいまだに死んでいないのが不思議なくらいだ。私にとって私の部屋は家の一部であり、私の管轄下には所在しないという認識があったからなのか、私は自分の部屋を片付けるということを極端に避けた。この部屋を片付けるということは、他の部屋から何か違う要素が流れ込むような、何か忌まわしい感覚に囚われていたのかもしれない。それもこれも片付けることがめんどくさかったり、何かをすることを先に回してしまうことで、常にやることの2番目にしか位置しない片付け掃除というものは、追いやられていた。
早めに洗車してくることとする。車が汚れたままだと私は死にたくなるのだ。
続きはまた後日。